宮古&秋田ツーリング 1日目

土曜日朝6時に酸ヶ湯集合初日予定360キロ(高速利用なし)酸ヶ湯-南郷-久慈-宮古-盛岡と10時間くらい走る予定で出発。初日の目的は津波からの復興をこの目で見ること。久慈を過ぎて野田あたりに来ると、今までの景色から一変。決壊した爪あとが残る堤防、高く積み上げられた廃材や家財品堤防の残骸が目に入る。反対側は基礎コンクリートだけ残された草が生い茂げった空き地。思い出多い陸中海岸シーサイドラインへ譜代村を救った15.5メートルの大堤防の補修工事の真っ最中。市場は前と変わらぬ姿に。その先の田野畑水産庁指定の「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」の一つ机浜漁村番屋群は跡形も無くなっていた。明戸キャンプ場もただの原っぱに。次々に見える光景にただただあーここもかと思うだけ。でも復興は少しずつでも進んでるよう。行き交うダンプの数に、新らしい浜の番屋に船、補修工事の足場がかかった建物。店番をするおばちゃんの笑顔とまたおいでよ〜の一声。羅賀荘が営業再開したらすぐ来るよ!と再訪を誓い南下。宮古では思い出の道の駅みやこはプレハブで営業中。建物はベニヤで戸、窓が閉じられて今もそこに残ったまま。話を聞くと2階まで水がきて1階天井部分も落ちていた状態だったよう。車中泊で寄り、ツーリングの相棒と前回来たときはハーレーの試乗会をやってて跨ってニコニコしてた、あの駐車場はそのまま。ここで乗ったんだよねと話しながら見て回った。遅めのお昼を食べてお土産を買う今の自分にはそれしか出来なかったけど、少しでも手助けになればいいなと。その後一路内陸盛岡へ。16時半到着予定通り10時間程。1日の走行距離(高速使わず)で最高を記録。ノントラブルのバイクと今回の相棒に感謝。津波から1年半もう1年半 まだ1年半 やっと1年半 たった1年半そこに暮らす人、訪れる人、家族を失った人、避難してる人、さまざまな1年半。この目で見た自分にとってはまだ1年半でも確かな1年半な感じかな。今回のルートhttp://drive.yahoo.co.jp/map/RTPQxNPE_WOJFEfKhplw--/detail